なつかしい味 Macaroni salada

2013.01.29

買い物をしている途中で、ふとマカロニサラダが食べたくなった。
ショートパスタを使ったサラダではなく、日本の、昭和を代表する?家庭の味・マヨネーズを使ったあのマカロニサラダだ。
私にとってマカロニサラダは定番品ではない。幼少期のなつかしい思い出の味だ。
大きくなるにしたがってマヨネーズをあまり好まなくなったため、自分では作らない。

しかし我が家のマカロニサラダには何が入っていたのだろう??と記憶をたどってみても、
みかんの缶詰以外、出てこない。
もしかするとハムやキュウリなど入っていたのかもしれないが、みかん以外は記憶が曖昧である。
なぜかはわからないけれど、自分の中で「みかんブーム」があったことは確かに記憶にある。

かくして出来上がったマカロニサラダは、「みかんマカロニサラダ」。
マヨネーズだけではこってりしそうなので、ヨーグルト、粒こしょう、レモン汁も加えてみた。
なつかしい味になったのは、やはり缶詰みかんのせいかもしれない。
幼かった時と同じように、みかんばかり探して食べてしまった。。。。

salada

 

 

 

 

 

Macaroni and canned mandarin oranges salada with mayonnaise sauce.
I used to eat only a mandarin orange when I was a little child…
Do you have any food bring back memories for you?

 


木のうつわ やさしいうつわ Wooden plate

2013.01.16

夏に注文していた器が出来上がってきた。嬉しい。すごく嬉しい。
北海道幕別町で親子3人で作っておられる、「工房 十勝の木のうつわ」。
写真からもおわかりのように、なんといっても木目が美しい。
雑誌を読んで知ったのだが、主宰の佐々木要さんは、元木材会社で長年勤めていたそうで、とにかく木にお詳しい。
木のことを知ろうと、自宅に木を持ち込んで沢山の木に触れて学んだそうだ。
今や数多く木工品を制作する工房があるが、製材の仕方までわかる作家さんが、どれだけいるだろうか?

さて、今回は同じデザインで異なる木材を用い制作していただいた。
それぞれ性質の異なる木材を、同じ型に成形するというのは相当な技術を要するのだと思う。
作る方の苦労も知らず、「北海道の木で!」と5種類も。出来上がってきた作品はどれも素晴らしかった。

木によって重さや柔らかさ等の違いも比較できて面白い。
例えばヤナギは軽くやわらか、タモやミズナラはぐっと重みがある。
木目を生かすシンプルなデザイン、木に対する愛情が感じられる作品だ。
材が違うだけで実に様々な表情があり、何を盛ろうかと楽しみでならない。
教室でも使用するので、是非実際に手に取って真近に木目の美しさや手触りを楽しんで下さい!

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上に乗っているのが、ハルニレ。右上から時計回りにタモ、カツラ、ヤナギ、ミズナラ。
Top one is Japanese elm. Clockwise from top right, Japanese ash, Katsura, Yanagi (salix) and Japanese oak.
They have so beautiful grain.
It tells that they have reliable woodworking skills.
I’m going to use these dishes at LOCCA’s cooking class!

 


2013年 九州旅行 Kyushu Trip

2013.01.11

2013年、新しい年の始まり。北海道の後に南は九州へ飛んできた。
今回は博多・長崎・湯布院を3泊4日で巡るスピード九州であったが、実に楽しかった。
湯布院の室内は北海道の室内よりずっとずっと寒かったが(!)、しかし人々とのふれあいは温かかった。

博多でのこと。
初めての屋台で、どうしてよいか所在なげにもじもじしている私と連れに、ちらっちっと様子をうかがう常連さん達。
おそらく、そんな観光客を放っておけない世話焼きで温かい博多っ子は、しびれをきらして「どっからきたと?」と話しかけてくれた。そこからは狭い屋台のあちこちから話しかけられ、翌日の長崎アドバイスまでもらい、実に楽しいひとときを過ごさせてもらった。屋台で食べたおでん、餃子、地鶏の炭焼きなど、どれも美味しかった。現地の人々とのふれあいが、旅を何倍も思い出深いものにしてくれる。

ところで、九州出身の友人から強く「食べてくるべきもの」として勧められたのが、「うどん」である。
福岡のうどん。
讃岐うどんなら聞くが、福岡のうどんって???
勧めた友人も「麺がやわらかい」「ごぼう天うどんがうまい」とは言ったが、「口では説明しにくい」とも。

よくわからないが、確かにガイドブックにもうどんが載っている。
「ごぼう天うどんが450円?!それは高級だ!」とは言われたが、いかんせん車もないので郊外は行けない。電車で行ける天神のうどん屋へ。
まずは店内に入ったとたん、いりこの良い匂い。迷わずごぼう天を注文。
テーブルには取り放題の葱。高まる期待。ほどなくしてうどんがやってきた。
・・・箸でうどんを持ち上げた瞬間、衝撃が走った。おおげさではない。
うどんがふわっとやわらかいのだ。確かに説明しにくい。
このやわやわ〜な麺に、煮干しと昆布の出汁が実に良く合う。
コシのあるうどんも大好きだが、博多のコシ無しうどんも忘れがたい美味さだった。

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Hakata Udon characterized by its really soft udon noodle.