2013年 九州旅行 Kyushu Trip

2013.01.11

2013年、新しい年の始まり。北海道の後に南は九州へ飛んできた。
今回は博多・長崎・湯布院を3泊4日で巡るスピード九州であったが、実に楽しかった。
湯布院の室内は北海道の室内よりずっとずっと寒かったが(!)、しかし人々とのふれあいは温かかった。

博多でのこと。
初めての屋台で、どうしてよいか所在なげにもじもじしている私と連れに、ちらっちっと様子をうかがう常連さん達。
おそらく、そんな観光客を放っておけない世話焼きで温かい博多っ子は、しびれをきらして「どっからきたと?」と話しかけてくれた。そこからは狭い屋台のあちこちから話しかけられ、翌日の長崎アドバイスまでもらい、実に楽しいひとときを過ごさせてもらった。屋台で食べたおでん、餃子、地鶏の炭焼きなど、どれも美味しかった。現地の人々とのふれあいが、旅を何倍も思い出深いものにしてくれる。

ところで、九州出身の友人から強く「食べてくるべきもの」として勧められたのが、「うどん」である。
福岡のうどん。
讃岐うどんなら聞くが、福岡のうどんって???
勧めた友人も「麺がやわらかい」「ごぼう天うどんがうまい」とは言ったが、「口では説明しにくい」とも。

よくわからないが、確かにガイドブックにもうどんが載っている。
「ごぼう天うどんが450円?!それは高級だ!」とは言われたが、いかんせん車もないので郊外は行けない。電車で行ける天神のうどん屋へ。
まずは店内に入ったとたん、いりこの良い匂い。迷わずごぼう天を注文。
テーブルには取り放題の葱。高まる期待。ほどなくしてうどんがやってきた。
・・・箸でうどんを持ち上げた瞬間、衝撃が走った。おおげさではない。
うどんがふわっとやわらかいのだ。確かに説明しにくい。
このやわやわ〜な麺に、煮干しと昆布の出汁が実に良く合う。
コシのあるうどんも大好きだが、博多のコシ無しうどんも忘れがたい美味さだった。

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Hakata Udon characterized by its really soft udon noodle.