郷土料理 Local dishes

2013.02.19

ヨーロッパ旅行から帰ってきた友人が土産物を携えて遊びにきた。
フランス産の塩やイギリスの紅茶など、嬉しいお土産。
九州出身の彼女はその他に、お重にぎっしりと「かしわ飯」を作ってきた。
これがすこぶる美味いのだ。何度も食べているが毎度、うなる。
もっちりとした米に、醤油で炒め煮された牛蒡や鶏などの味が染み渡っている。

彼女曰く、九州の醤油や“親鶏”が東京では容易に手に入らないので、それらを使わないと本物の味にはならないらしい。
確かにいわゆる若鶏ではなく、親鶏を使った方がもっとこっくりとうま味が濃く、九州醤油の甘さでさらに奥深い味になるだろう。都内でもアンテナショップに赴けば、ある程度の食材は手に入るのかもしれないが、スーパーに「ちょっと買い物に」行く気軽な感じで買えないのがくやしい。

狭い国土とはいえ、日本には全国各地にその土地ならではの美味しいものがある。
そして意外なほどに、よその土地の「当たり前」な食材について知らなかったりする。
郷土料理。
味覚からその土地に興味を持つのも、また楽しい。

写真はお重に入ったのが、かしわ飯。
その下が海苔とブロッコリーのサラダ(ほぼ下が見えないが・・・)
カマンベール あんぽ柿乗せ
鶏団子とわかめのスープ

kashiwa

 

 

 

 

 

 

 

 

I enjoyed local dish of Kyushu area, “Kashiwa-meshi”made by my friend (in the box).
Each part of the country takes pride in its local dishes. Some ingredients hard to find even in Tokyo.
So if you have any chance to travel countryside of Japan, try their local specialties!