銀座歩き
Walking in Ginza

2014.09.27

Teshigoto chokubaijo at Ginza Matsuya

Teramura san!

今日も気持ちのよい秋晴れ。
先日、25日から銀座・松屋の催事場で開催中の「手仕事直売所」に行く。毎年楽しみにしている催しの1つだ。
「直売所」の名の通り、作り手が各ブースに立っているので、モノにまつわる話を直接聞くことができる。
LOCCAでもおなじみの寺村光輔さんも出展。寺村さんの使いやすいうつわは人気が高い。

Japan Design Committee Kikakuten

Sobu Shorin by Shin Sobue

Reiko no heya by Reiko Sudo

Hanpaya by Shunji Yamanaka

同じ8階のイベントスクエアで開催の「日本デザインコミッティー企画展 銀座目利き百貨街3」も面白い。

写真家、デザイナー、建築家、キュレーター、落語家、シナリオライターから大学教授、さらにはホテルの経営者まで、普段から眼を利かせて働いている人々50人を動員し、50の店舗を展開。ここにしかないもの。買うかどうかの即断が必須。こちらは店主が店番をしていないので「買わぬのか!」というプレッシャーからは逃れられるが、目の前の物と対峙し買うか、欲しいか、と自分に問うてみる。価値と判断がせめぎ合うのだ。
この企画展の出口には、また手仕事直売所がひろがっている。これまた買うか、欲しいか、とまるでさっきの続きのよう・・・

銀座を歩いていると、大きなビルがなくなり空き地や新たに建設中の場所が目立つ。変わりゆく銀座の街。
しかし一本路地を入ると、昔ながらの店もありほっとする。
いつもの食堂でアジフライ定食を食べた。ここでは大きなテーブル席にみーんな相席だ。お隣さんとも「荷物よかったら置いてね」「あら、それ美味しそう」などと会話することもしばしば。昭和のおかあさん店員はそっと「おねえさん、久しぶりね。」「おねえさん、またね」などと私につぶやく。いいなぁ、こういうの。

I went to Ginza on a fine autumn day.
“Teshigoto chokubaijo”  is held at Matsuya Department store 8F from Sep.25 to Sep. 30.
“Chokubai” means direct selling. So you can meet and talk with producer/artists of the products directly. There are Japanese potteries (Teramura-san is there, too), accessories, woodwork, woven fabric, foods, etc. There is also demonstration, and it is very much fun just watching them. Another exhibition by Japan Design Committee is held at same floor. 50 famous people ( relating Japan Design Committee members) selling a product only for this event on a small space. Very interesting to think about “value” and “decision” to each product.
Ginza is certainly changing but remains of old buildings / shops along the back street. I enjoyed my lunch at very old Japanese casual restaurant with yummy fried mackerel…